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アポロンの呪い

カサンドラ症候群になってしまったみたいです。

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今、ハゲとアスペババアが喧嘩なう。

です。

はい、
こーゆー時、私はどっちの味方もしません。

以前は仲裁してたんですが、しまいにゃ両方から私が攻撃されるというワケわからん状態になるので
馬鹿馬鹿しくてやってられません。

両方の言い分聞いてやっても、何たって両方アスペですから、

自分が正しいと云って譲らないし、

喧嘩の原因を訊いても、これまた両方とも
自分に都合の良い話しかしない

なので、ハゲがゴルゴ13みたいな顔で機嫌悪気に黙ってて

私の
「どうしたの?」

という言葉を待ってても


必殺アスペ返しで気が付かないフリをしてやりました(笑)

ええ
うっかり「どうしたの?」なんて云った日にゃ

延々と続くババアの悪口を云った挙げ句にしまいにゃ何故か
「オマエが悪い」と私が攻撃される。

スルーしたらしたで

「何でそんなに無関心なんだ?」とキレる。

でもまあ、
二人とも歳を取ったせいか今回は大人しいですね。

以前はババアが怒鳴り込んで来て、家の中を破壊したり暴力振るって、キレたハゲがババアに何か投げつけて、またまたブチギレたババアが今度は被害者面して、後で病院行って治療費請求する。それに怒り狂ったハゲが怒り過ぎてますますハゲる……

……という書いてる方も何がなんだか分からない状態になるんてすが。

二人とも仲直りするつもりはないけど大人しいのが逆に不気味です。


今日ちょっと
「何でいつも喧嘩になるんだ」的な事をハゲが愚痴ってたので


それは二人ともアスペだからだよ。

と、教えてやろうと思いましたが止めました。

アスペルガー症候群とはなんぞや?
って所から教えなきゃならないのがメンドクサイ


しかしこの親子は
たかだか十数年暮らしただけの私が気付いちゃった事を

もう何十年もずーっと気付かずにいるんですね。


何の疑問も湧かない所が逆にスゴイです。











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去年の夏の事です。

みっくが突然
「結婚する。九州に行く」
と、言い出しました。
結婚するのは良いとして何でまたそんなに絶望的に遠い所へ……

下手をしたらもう一生会えなくなるかもしれない。

でも逆にこの選択は良かったのかもしれません。
もう、これでみっくがババアにイジメられる事は無いでしょう。

それでも私は
みっくはババアに追い出された感がいつまでも消えません。

しかしそんな事を云ってられませんでした。
みっくがその話をしてから九州に行くまで1ヶ月も無かったのです。

悔いが残らないように、残された時間を大切に使おう。

そう思ったのに何をしたら良いのかわからない。
父親と別れた時の事、母親が死んだ時の事がフラッシュバックします。
結局は何をしても悔いが残ると云う事を私は知っています。

それに、みっくが居なくなってしまうと、マトモに会話出来る人が誰も居なくなる

27年間一緒にいたのに。
居なくなる。

寂しいのは勿論ですが
それよりも物凄い恐怖が襲って来ました。

ハゲやババアの奇行にも正気を保てたのはみっくがいたからで、二人でこの狂った家での酷い仕打ちに耐えて来たのです。

まるで体が半分になってしまうようなそんな感覚を覚えました。

そして、ある日、息が酷く苦しいのに気付きました。このまま酸欠で死んでしまうのではないか?と思う程酷いものでした。後にそれはパニック障害だと解るのですが、当時はそれがわかりませんでした。

そしてみっくが九州に旅立った後、それまで堪えていたものが崩れるように心身ともに壊れて行きました。

まず、酷い鬱になりました。
これまで鬱になった事は度々あったのですが、波があって、暫くすると治っていたのですが、ずっと継続して続くのです。

それと不眠。
不思議な事に2、3時間しか眠れないのに、日中全く眠くならないのです。

体重も落ちました。

食生活が完全にハゲ寄りになったからというのもありますし、食べる事に興味が無くなりました。

そして

生きる事に興味が無くなりました。

※そのあたりからひょんな事からハゲがアスペルガー症候群ではないか?と云う疑惑が出てきたのですが、アスペルガー症候群を詳しく知らなかった私はあまり気にもとめませんでした。
「ふーん、やっぱりねー」ぐらいにしか思わなかったのです。

まさかこの状態とそれが関係するものだとは夢にも思わず、段々マトモな思考が奪われて行きました。

↓↓↓

私はダメな人間なんだ落伍者なんだ生きていちゃいけない私が生きてても誰も喜ばない何も出来ない最低の人間だほらこんなに苦しいのに誰も助けてくれない嫌われている世の中全ての人から嫌われている私はクズだ生きてちゃいけない死んだ方がいい死のう。死ぬのこわい死ぬのがこわいから自分から死のう

↑↑↑

当時の私の感情を表現するとこんな感じです。

本当に今思えば壊れていました。

その後、何とか立ち直ったのは
以前も書きましたが、偶然ネットで“カサンドラ症候群”の名称を見つけて、その事が書かれている記事を読んだからです。


世の中には
自分がカサンドラ症候群だと気付かずに、パートナーがアスペルガー症候群だと気付かずに
最悪の選択を決断してしまう人も少なくないと思います。


私はたまたま運が良かったのでしょう。

それからアスペルガー症候群やカサンドラ症候群の事を調べまくり、カサンドラ症候群当事者やアスペルガー症候群当事者の書いたブログを読み漁る日々が始まりました。

人は悪意が無くても人を殺せるのです。
死んだ私を見てハゲは
「何で死んだんだろう?」としれっと云うに決まってます。
まさか自分が殺したなんて微塵も思わないのです。

ハゲがアスペルガー症候群だと気付く人がいても

脳の障害だから仕方ないで済まされるのです。

だから私は死にません。

アポロンの呪いをかけられたまま、呪いが解ける方法を模索しながら生きて行きます。




ご清聴ありがとうございました。
































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勿論、子供を返して貰おうと努力はしました。

しかし、何を云っても聞き入れないし、酷い時には暴れるのでどうしていいか解りませんでした。

そうこうしているうちに、子供はすっかり“ババアのウチの子”になってしまいました。

躾の為に叱っていると、ババアと、ババアと同居しているハゲの弟が飛んできて
「何をイジメているんだ!」と騒ぎたてます。
もう、この子は私の子じゃない。ヨソの子だと思おう。

そう決めました。

かなりはしょって書いてありますので、もしかして、読んでる方は
“この人、そんな事で諦めるなんて母親失格だな”
と思っているかもしれませんね。

でも、多勢に無勢です。
しかも相手は頭がオカシイ割りに近所に顔が利くんです。

騒ぐだけ私の評判は落ちていきます。

私の味方だと思っていたハゲも、事ある毎に
「子供を取られたのはお前のせいだ」と責めるようになりました。


そして、この事とは全く無関係だと思っていた
以前記事にした雪道恐怖症が酷くなりだしたのもこの頃からでした。


ハゲが
私の話を聞かない
会話が噛み合わない


などは結婚当初からありましたが、いわゆる、“釣った魚にエサをやらない”タイプの人なんだろう?
と思っていました。

悩み事を云っても
私に対してのアドバイスと云うよりは、その悩み事をネタにした
お前(私)が悪いと云った意味の無駄に長い大演説をドヤ顔をしながらするので、何か相談したり話し合ったりするのは避けていました。

(悩み事が解決しないどころか腹が立つので)

そんな時、何をしていた時だかもう忘れましたが、
ハゲがふと

「(結婚)するのは
誰でも良かった


と云ったのです。

怒りと悲しさと虚しさが混沌となり、滅茶苦茶にハゲをなじりました。

誰でも良かったんなら、何故私だったの?

こんな苦労をさせられて、結局はそれ?

“結婚出来なきゃ死ぬ”って云うのは何だったの?


でもハゲは自分が大変な事を云ってしまったというのに当たり前だとでもいうような様子で、私がショックでパニックを起こしているのを不思議そうに見ているだけでした。

結果私は自分の中で


ハゲは結婚しているというステイタスが欲しかっただけ。

それにたまたま私がひっかかった

結婚してみて(私を)気に入らなかったので人格や性格を無視している


と、この事を整理しました。
ハゲがアスペルガー症候群だとわかるまで、数年間、この考えはずっと変わりませんでした。

※つづく









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前の旦那と離婚して3年くらい経った頃だと思います。

ハゲと出逢いました。

その頃私は34歳で、娘のみっくは14歳でした。

当時私は結婚なんてもううんざりと考えていたんですが、
ハゲは
結婚を想定した話ばかりして
(私と)結婚出来なきゃ死ぬとまで言い出すので

“この人よっぽど私の事好きなんだな”

錯覚してしまいました。

ハゲの母親(アスペババア)がオカシイと言う話はその頃から聞いていました。
だから、当然、実家とは離れた所に住むものと思ったのですが、なんとハゲはなんと実家のすぐ近くの家を買いました。
(中古)

近くどころか、実家と新居の間は距離はあるんですが、畑しか無いため障害物が何も無い。

なので実家からは丸見えです。

案の定、アスペババアは
洗濯ものがどうのこうのだの
何処へ出掛けてたんだ?だの
こちらを監視して気に入らない事があるとすぐに文句を云ってきました。
また、何故か
私の事を著しく誤解している発言が目立ちましたが、
それは嫁イビリの為のネタを捏造しているんだろう。
そうまでして嫁イビリしたいなんて全く暇なババアだ。

と、特に気にせずにいましたし、私も無駄に気が強かったので
文句を云われる度に言い返していました。
みっくまで苛めるので黙っていられませんでしたから。

それに、ババアが文句を云って来ても、ハゲは黙ってしまって何もしませんし、
何もしない癖に
「もう精神的に限界だ」などとババアの猛攻に参っていました。

普通、嫁イビリというのは嫁だけ苛めるものですが、何故このババアは自分の息子まで苛めるのだろう?
と理解に苦しみました。

まあ、私は
学校でイジメに遭ったり
母親が亡くなったあと引き取られた家でイジメに遭ったり、
前の結婚では小姑達にイジメに遭ったり

と、イジメ慣れててすっかり性格がひねくれた揚げ句に無駄に精神的に強くなっていたので、
ババアが寝たきりになったら百倍返ししてやろう
等と、呑気に思っていました。

その頃はババアの異常さに気を取られて

ハゲの異常さには気がついていませんでした。

まあ、なんかもうメンタル弱い人だな~位にしか思っていなかったのです。

とは言え私自身もストレスになっていたのは事実です。

しかもその頃すでにハゲの子を妊娠してたので、つわりとババアで辛かったし、
余程生活が苦しいのか「妊娠した」と言ったのにも関わらず警備員(妊婦がやる仕事ではありません。危険ですから)やらされて、体はボロボロでした。
なので、
「このお腹の子はかわいそうだけど、途中で流産するだろう」
と思っていたのですが、そんな予想に反して流産せず産まれてきました。
しかし、産まれて来た子(座敷わらし)と暮らせたのは、彼女が2才の時までです。

ハゲも私も仕事があったので、仕事中はババアに子供の面倒を見て貰っていたのですが、
ある日、ババアが

「アンタ達には育てられないから!」と訳の判らない事を言い出し、仕事が終わっても子供を返してくれなくなりました。

子供に会えるのは休みの日だけです。
しかも

「お母さんの作ったものは食べちゃダメ」
「お母さんの買った服は着ちゃダメ」

と子供に云っていたらしく、
「お母さんの作ったごはんは不味いしお腹こわすからおばあちゃんが食べちゃダメだって言ってた」
「お母さんの買ったものなんか着るなって」
と子供に云われ愕然としました。

しかもババアは自分が無理矢理子供をとったと云うのに


「あの夫婦は子供もマトモに育てられなくて、押し付けていった」などと保育所や近所に吹聴していたのです。

※つづく
















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前回(塩についての大演説)
前々回(第三者の前でアスペ大炸裂だった件)の件ですっかり背筋が寒くなって


もう
ムカつくを通り越して恐くなったので

溜まりかねて
前からちょっと目を付けていたメンタルクリニックに問い合わせの電話をしてみました。

先に私のカサンドラの症状につい
て診察して貰ってから、ドクターに

「うん。あなたの旦那さんはアスペルガー症候群の疑いがある。連れてきなさい」

と、云われるのがベストなんでしょうが、

以前記事にした通り、私は

メンタル系の医療機関を信用していないってのがありまして。

それに、鬱だの不眠だのには対応出来ても発達障害には対応出来ない。とか云われちゃったら本末転倒じゃないですか。

ぶっちゃけ、私のカサンドラの原因は分かりすぎる程分かってるんですから。

仮にカサンドラが治っても、アスペがアスペのままじゃどうにもならない訳ですよ。

そーゆージレンマはカサンドラ症状の皆様ほぼ全員が抱えていると思うんですが。


で、
まず、
割りと新しい感じで、入りやすそうな
“Sくraクリニック”に電話。

↓↓↓


「あのー、ちょっとお聞きしたいんですが、そちらで発達障害の診断などはやって頂けますか?」

受付嬢
「あ、はい……中学生から……やってますが、何歳の方ですか?」


「えっと……大人なんですけど診断されたあとの治療やカウンセリングなどもお願い出来るんでしょうか?」

受付嬢
「それは……先生の……判断次第に……なります…………」


「(何でこんなに歯切れ悪いんだ?)えっと、そちらさんの年末年始の休みはいつからいつまででしょうか?」

受付嬢
「○日から○日ですが…………新患の方のご予約ですと……2月までお待ち頂く事に…………」


「そうですか、予約の方は後日改めて入れさせて頂きます。ありがとうございました」


取り合えず受付嬢の歯切れの悪さが気になったけど、
発達障害の診断自体は出来るということに。
予約が埋まっていると言うことは、それだけ患者さんが多いって事で、信用していいんじゃないか?と。

でも、やっぱり
あの受付嬢の歯切れのわるさ
が気になる……



次に、ネットで“発達障害対応医療機関”で検索して出た

Kムラ医院

にも、同じく問い合わせてみました。


「あのー(以下同文)」

受付女史
「うーん……大人の方の発達障害ですか?」


「はい、53歳の男性なんですが、アスペルガー症候群ではないか?……と思いまして」

受付女史
「ちょっと待ってくださいね。先生に訊いてみます」


「はい。お願いします」

…………

受付女史
「うちではちょっと対応出来ないんでTんKう病院ではどうかと」


えっ?おたく、発達障害対応の病院でしょ?

Σ(`Д´ )



カンバンに偽りありですか?

Σ(`Д´ )


しかも他の病院に
丸投げって!

Σ(`Д´ )


実は最初に問い合わせた病院よりこっちの方が良いかも……と思ってたんでちょっとショックでした。


でもまあ、あんまり期待してなかった最初に問い合わせた病院がビンゴ(……なのかなあ)なのでよしとしましょう。

取り合えず、私がカサンドラ症候群の症状の治療に行って、様子を伺ってみようと思います。

が、まあ、行くのは2月以降になってしまいますが。



しかし、期待してなかった病院が、発達障害対応だったり、逆に発達障害対応とネットで紹介されてた病院がそうでなかったり、やっぱり事前に問い合わせって大事ですねえ。

( ̄▽ ̄;)



ところで、私、文字ではしょっちゅう書いてるんですが、

“アスペルガー症候群”ってほぼ初めて口に出したんですが、



言いにくくて舌噛みそうでした。








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