アポロンの呪い

前回の記事
カサンドラからの手紙は

私が夫へ
自分がカサンドラ症候群である事、その原因は夫のアスペルガー症候群である事を伝える為にはどうしたら巧く、そしてショックを与えないように伝えられるか？と、書いてみたものです。

※なので、“第三者が不特定多数のカサンドラ症候群に陥った人の旦那さんへ向けて書いたもの”と云う設定になっています。


しかし、よくよく考えてみたら
大失敗ですね。

そもそもアスペルガーは
長文を読むのが
苦手ですから。

内容云々以前の話になってきます。




拍手コメント、ありがとうございます。

実はこのブログを立ち上げた当初、コメント貰えないだろう……と思い、正規のコメント欄を設けなかったんです。

なので、拍手ボタンを押して下さった人のみが拍手コメントを書ける仕様になっていました。
（このコメントは管理人……つまり私しか読めません）

かなり毒舌で書いてますので、コメントが書き込まれたとしても批判ばかりとか……等と思っていたんですが、

そんな予想に反して共感出来る・応援してますといった旨のありがたい拍手コメントが寄せられていて
嬉しくて泣きそうです。

前回の記事から
正規コメント欄を設置しております。
拍手コメントも今まで通り書き込んで頂けます。

これからも
カサンドラ症候群に苦しむ皆様方と
我慢したり頑張らなくていい方法を模索出来れば……と思っています。


管理人・れのん










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[14回]

カサンドラ症候群と云う病気を知っていますか？

①低い自己尊重
②混乱／当惑した感情
③怒り、抑うつ、不安の感情
④罪悪感
⑤自己喪失
⑥恐怖症（社会恐怖症、広場恐怖症）
⑦心的外傷後ストレス反応
⑧疲労
⑨不眠症
⑩偏頭痛
⑪体重の増減
⑫PMT；月経前緊張症（婦人科系の問題）
⑬その他、カサンドラ症候群の症状として「アスペルガー的行動」が生じる場合もある。

このような症状に襲われる病気です。

貴方がもし、奥様からこの記事を読むように云われたのでしたら貴方の奥様もカサンドラ症候群に苦しんでいると受け取って頂いても間違いは無いでしょう。

とても長い間辛くて苦しくて、何とか助けて貰いたくて
この記事を貴方に見せた。そう解釈してください。

実は、この病気を治せるのはカサンドラ症候群に苦しんでいる方の配偶者、つまり貴方しかいないのです。

「そんな事を云われても俺は医者じゃない」

貴方はきっとそう仰るでしょう。

もし、貴方が

妻の事なんかどうでもいい。重い病気だろうが明日死のうが知った事ではない。と、お思いならここで読むのを止めてください。

でも

俺は妻の事が好きだ。ずっと一緒に居たい。

と、ほんの少しでも思っているなら、最後までお付き合いください。


さて、貴方は今まで


①楽しく談笑しているつもりなのに何故か突然奥様が怒りだした。機嫌が悪くなった。

②「あなたとは会話が噛み合わない」
「私の話を聞いていない」
「私を嫌いな癖に何で結婚したの？」
と云われた事がある。

③奥様の体の具合が悪い事に気付かなかった。


そんな経験はありませんか？



人の話を聞いていない。
自分の話したい事ばかりを話すから会話が成り立たない。
人の顔色や感情の変化を読み取れない。

それは
アスペルガー症候群の尤も代表的症状によるものなのです。

奥様からしたら


私は愛されていない。
愛されていないどころかにくまれている。
迫害されている。

ように感じるのです。

そのストレスで自尊心が傷付き、自己を失い、混乱し、精神が崩壊していくのがカサンドラ症候群です。


「ちょっと待って！何ソレ？俺がそのアスペルガー何とかっていう病気って事？」

多分貴方は回りくどい言い方がお嫌いな筈ですので、即答いたしましょう。

そうです。

「で？最初に俺の妻がカサンドラ症候群とか言い出して、今度はアスペルガー症候群？一体なんの話をしたいのよ？」

あ、すいません。
段々イライラしてきたでしょう？

アスペルガー症候群では無い人なら全然平気な話の流れなのですが
……

ではハッキリ云いましょう。


カサンドラ症候群とは
アスペルガー症候群の配偶者を持っている人が患う病気です。

「ええ？！俺が悪いの？俺が悪者？」

……早とちりは止めてください。

筆者も貴方を糾弾しようとしてこの記事を書いた訳ではありませんし、
最初に書きました通り、貴方の奥様も貴方に助けて欲しくてこの記事を見せた筈です。

「じゃあ一体俺はどうすればいいの？
俺の病気が原因ってことは、俺と別れりゃ妻は治るの？」

そうですね。それが一番確実な治療法でしょう。でも！
それを知っていながらも
貴方と別れる選択肢を選ばなかった奥様の気持ちを察してあげてください。

ここまで読んで下さったという事は、貴方は本当は奥様を大切に思っているのでしょう？
奥様だって同じ気持ちがあるからカサンドラ症候群の辛さにも耐えているのです。

「じゃあどうすればいいの？どうすれば妻は治る？」

まず貴方は
本でもネットでも何でもいいから
アスペルガー症候群とカサンドラ症候群について詳しく理解してください。

そして理解した上で奥様にこう云ってあげてください。

「今まで苦しめてごめん。」




ご清聴ありがとうございました。



【Wikipedia】

カサンドラ症候群

アスペルガー症候群






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[18回]

先日、またアスペハゲがスマホにキレていました。

このシルバーウィーク中、アスペパニックが出なかったので安心していたんですよ。

そりゃ、パニックにならなくても
会話が噛み合わないとか
こっちの話を聞かないといったアスペ特有のアレはあるのでイライラはしましたが、パニックが無いだけマシと思って乗り切りました。

乗り切ったのに最後の最後でパニックですよ。

（私の連休は昨日まで）

原因は

スマホのナビバーのアイコンがひとつ消えてる

と云う事でした。


ハゲ
「丸いのが消えてる！」

私
「丸いのって何よ？」

ハゲ
「あの地球マークの！」

私
「ああ、GoogleとかYahooとかの？」

ハゲ
「知らないよ！なんか色々出るやつだよ！」

私
「……（なんか色々ってなんだ？）どうせアンタ、検索とかしないじゃん。ソコ使わないでしょ？」

ハゲ
「使ってるよ！」

私
「じゃあ、消えたアイコンの所長押しして、また貼り付ければいいじゃん」

ハゲ
「何を？」

私
「(怒)……地球マークってことはブラウザでしょう？YahooでもGoogleでもChromeでも好きなの貼ればいいじゃん」

ハゲ
「ブラウザとかまた意味わからんこと言って！もういいよ！」

だから
ブラウザとか
Yahooとか
Googleとか
Chromeとか

解らん癖にスマホ使うなって。

てかいっもスマホ関係でキレても
私が直したり解決してやったりしてるのに
なんでそれも忘れて毎回キレるんでしょう？このハゲは。

で、今回ばかりは私もキレて

私
「解った。今回私何もしないから自分でやんなさいよ。折角直してあげようとしてるのに怒られるの厭だから」

……で、放って起きました。


そうしたらもうハゲはイライラマックスです。
何処かから取説的な紙を引っ張り出して来て、それを読んでも書いて無かったらしくくしゃくしゃにして床に叩きつける。
楽しみにしていたボクシングも観ていられない程イライラ。

やがて諦めたのか、
スマホを置いて涙目でボクシングを見始めたので、
私はハゲのスマホをとり、その地球マークとやらを復活させてから

私
「ねえ？直ったらどうする？」

ハゲ
「え？直ったらって……？」

あれだけ騒いだんだから“なんかくれ”と云いたいところですが、ハゲには髪も金も無いのでそれも無茶な話です。

私
「はい、直った。ほらこれでいいんでしょう？」

ハゲ
「え！そうだよ！こうだよ！どうやったの？」

……いや、最初に説明した事をやっただけなんですが……

てかなんなんでしょう？
この豹変ぶりは

さっきまで空腹の人喰い虎だったのが
まるで甘えん坊の仔猫みたいになってます。

てか
全然可愛くないけど。

で、毎回思うんですが、
「ありがとう」
だの
「さっきはキレてゴメン」
なんて言葉が出た試しがありません。

ところで私、

Wi-Fiを

うぃーふぃ

と読んだり、あまつさえつい最近まで

Chromeを

ちょろめ

と読んでいました。


こんな私よりスマホを扱えないハゲはもう


糸電話で充分だと思います。

(￣▽￣;)














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[9回]

心が無い
思いやりが無い

と云われるアスペルガー症候群

端からみれば

“人には冷たいナルシスト野郎”

となる訳です。

しかし、ところが、

アスぺの人って
一応人に対しての思いやり等を持ってるらしいです。


「はあ？ふざけんなよオバちゃん、ヤツに“思いやり”なんてもんがあったら、私はカサンドラになんてなんないんだよ！」


……ええ、閲覧者の皆様がそう言いたいのはごもっともですし、私もそう言いたい。

さて、“思いやり”は持っている。
なのにそれが発動されたところを見たことが無い。

それは


“受信”は出来るけど“送信”が出来ない

そーゆー
壊れた（或いはそういう仕様の）無線機とか携帯電話を思い浮かべて頂ければ……

例えば
こちらからメールをする→相手(アスペ)は受信して、読むことも出来る。

しかし、返事は帰って来ない。

そんな感じなんじゃないかと……

そして、壊れ方によっては、返信はなんとか出来るけど不具合が生じて

文字化けで意味不明

とか。

でも私達カサンドラからすればこの“壊れた携帯電話”の仮説は全く真逆になりますよね。

アスペが送信する→（トンチンカンな話なので）受信出来きても意味が解らないの返信出来ない。

あなたが送信する→アスペは興味ない話は受信出来ない。


いやこれってもう
お互い
壊れた携帯電話でメールしあってるようなもんです。


“思いやり”と云う機能を標準装備しておきながら
それを表示出来ない。

とも云えます。

言葉からも態度からも“思いやり”が感じ取れない。

普通の人から見れば

それは“無い”のと同じ事です。









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[16回]

あちらのブログでも書きました通り

そんな訳で暇を見て眼科へ行って来る予定ですが、

脳の病気の可能性も否めないのでどちらを先に受診しようか迷っているところです。

取り敢えず

眼科を受診→異常なし→脳神経科を受診

と眼科を優先にしようかな。と。

しかし、直ぐに休みが取れる訳ではないので、脳の病気だとしたら

仕事場なら誰かしら気付いてくれるでしょうが、家で倒れてもアスペハゲが気付いてくれるのは
絶望的だと思います。

一緒にいるのに
孤独死ですよ。

腐敗するまで気が付かないかもしれません。
アスペハゲの事ですから。

なので

↓↓↓

私
「ちょっと真面目な話なんだけど、お願いがあるんだ」

ハゲ
「え？」

私
「金の話じゃないから」

ハゲ
「ほっ」

私
「私がもし、呂律が回らなくなったり、意識が朦朧としてるのに気付いたらすぐ救急車呼んで欲しいんだ」

ハゲ
「うん」

私
「……“何で”とか聞かないの？」

ハゲ
「その通りにすればいいんだろ？」

私
「……」

ハゲ
「そんな事より今、クシャミ出そうで」




私の命はクシャミ以下だそうです。









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[10回]