アポロンの呪い

ウチではここ７～８年ずっと金魚を飼っています。
と、云っても
同じ金魚が７～８年生きてる訳ではありません。

今居るのは“福だるま”という種類の金魚２匹で、ウチに来て1年4か月ぐらいです。
大体、１年～3年くらいのスパンで全滅して
その度に新しい金魚を買ってくるんです。ハゲが。

そもそも、金魚を飼いだした切っ掛けっていうのが、座敷わらしと一緒に行った祭りの金魚掬いで、金魚をとって来たので、私が仕方なく水槽やら酸素ポンプやら金魚の飼い方の本やらを揃えたのが始まりです。

金魚の泳ぐ様を見て、ハゲはすっかり金魚に夢中になったのはいいんですが、

全く金魚の世話をしない。

水槽の掃除とか水換えとか水質の管理も何もしない。

奴はエサをやるだけです。
エサだけしかやらないのに、自分が全て世話をしてるような気になってます。

しかも多すぎるので、食べ残したエサが腐ったりカビたりしてすぐ水質が悪くなる。

なので
金魚が病気になって死ぬ→新しい金魚を買って来る。

そしてまた水質が悪くなって病気になって死ぬ。の繰り返しです。

死んだ金魚もハゲは一切触りません。私が水槽から引き揚げて庭に埋めるんです。

水槽に金魚が少なくなると、飼い足すなんで暴挙もやります。

金魚を飼った事のある人なら解ると思うんですが、古い金魚と新しい金魚を同じ水槽で買う場合、絶食させながらバケツ等に一週間泳がせておいて、元々持ってる病気の菌などを排出させてから古い水槽に入れるものです。

が、それをやってると

ハゲ
「可哀想だよー！早く水槽に入れてやろうよー！」

と頭の悪い子供のように騒ぐ。

私
「これ、金魚の為にやってるんだよ？新しい金魚が病気持っていて古い金魚まで死んじゃったら、そっちの方が可哀想でしょ？」

ハゲ
「エサもやらずにこんなバケツなんかじや可哀想だ～！お前はなんて酷い奴なんだ～！」

私
「わかった！どうなっても知らないから！金魚死んだらアンタが片付けてよ！」

と、いって、新しい金魚を水槽に入れた数日後
金魚全滅。

白点病くらいなら治せたんですが、見たこともない酷い病状で死んで行きました。

イカリムシまで生えてたし。


私
「約束通りアンタ片付けてよ」

ハゲ
「俺今忙しいから」



　……(怒)( ;ﾟ皿ﾟ)


しかも、金魚が可哀想だとか云っておきながら

↓↓↓

ハゲ
「寂しくなったなあ。また金魚買ってこようよ」

私
「どーせ私が世話しなきゃならないし、また病気になって死ぬからヤダ」


ハゲ
「死んだらまた買ってくればいいじゃん」





……( ;ﾟ皿ﾟ)ブチッ









オマエが
死ねハゲ！

L(ﾟ皿ﾟﾒ)」











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