アポロンの呪い
カサンドラ症候群になってしまったみたいです。
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前回の記事に暖かい拍手コメントを寄せて下さった方々、ありがとうございます。
嬉しくて不覚にも泣くところでした。
本当に私は人の善意や思いやりといったものに飢えているんだな。と実感しました。
* * * * *
さて、
「そんなに酷ければメンタル系のクリニックに行けばいいのに」
と、思うのですが、躊躇している訳は以前書いた
精神疾患に理解と知識が無い土地柄
と云う事ばかりでは無く
実は私、ハゲと結婚するかなり前に鬱病を患った事がありまして、
自分で調べて探した精神病院が
頭が完全にあっち側にイッちゃってる人を外界から隔離する為の施設
だったんです。
つまり、痴呆症やら重度のアルコール依存性で脳がやられてる人とか……
まあ、入った途端に“間違った感”はありましたが、藁にもすがる思いで診察して貰いました。
幸いにもそこの医師はいい人で、親身になって問診してくれましたし、薬も出してくれましたし
「薬が無くなる1週間後くらいにまた来てください」
と、云ってくれました。
……なんだ、普通の病院と同じだ。勇気を持って受診してみて良かった……
と思ったんですが
2回目に行った時、職員達が
「ねえ、あの人面会?」
「患者なんだってさ、鬱なんだってー」
「鬱ー?あはは」
などと私のことを嗤っているのがカンに触りまして、その日を最後に行かなくなりました。
一言、
「あのね、ここはそういった“治る可能性の高いちょっとした鬱病程度”の人の来る病院じゃなくて、“もう人としてやっていけない人”の為の施設なの。悪いけど他に行ってくれる?」
と、云ってくれればいいものを。
しかし、抗鬱剤は効いているような気がするので
何とか薬だけでも貰えないものか?と、病院を探していたら
結構遠かったんですが、個人医院を見つけました。
建てたばかりのような新しくて綺麗なこじんまりとした建物だし、何と云っても個人医院ですから、最初に行った病院とは全く違う、それこそ“ちょっとした鬱病程度の人”でも快く受け入れてくれる病院のような気がしました。
受け付けの人の対応も普通の個人病院と同じでしたし、最初の病院のように患者を遠巻きに見て嗤う等と云う失礼な事はしません。
すっかり安心して診察室に入ると……
医者が怪訝な顔で私を睨んでいます。
「何?何処が悪いの?」
「え……かなり前から鬱っぽくて」
「鬱?気のせいじゃないの?」
はあ?
え……と、ここ、精神科ですよね?
先生、精神科の専門医ですよね?
と、云う言葉をぐっと呑み込み、問診を受けましたが、
「アンタ、
頑張りが足りないんだよ」
「そんなんじゃ
この先生きていけないよ」
「兎に角
頑張りなさいよ」
あー……
これを読んでる皆さんならお分かりでしょうが、鬱病の人に
頑張れは禁句なんですよね。
それを医者が云うなんて。
怒りよりもクエスチョンマークが次から次へと湧き出てきます。
その医者の印象を解りやすく云うと、
医師免許とったんだから開業しろと回りがウルサイから取り敢えず誰も来ないような“精神科”の看板出したのに患者がやって来ちゃってイライラしている高学歴ニート
って感じです。
取り敢えず薬は貰えたのでよしとして病院を後にしましたが、
何だか
鬱を治す為に病院へ行ったのに、病院に行く度に鬱が酷くなる。
ので、通院は止めました。
思えば、私が得た“精神科”の情報やイメージは東京などの都市部などメンタル系疾患に理解や知識がある地方のものです。
それを青森(当時は青森に住んでた)の超ド田舎に当て嵌めようとした私が無茶だったんです。
で、今住んでいる岩手県南部も青森に負けず劣らずド田舎なので、例え“精神科”“心療内科”“メンタルクリニック”などの看板を見ても信用出来ないんです。
因みに、その時の鬱は
営業の仕事を辞めたり、性格の合わない友達との付き合いを止める事によって治りました。
後天性の精神疾患は通院や投薬よりも
原因を絶てば治る
というのが私の持論です。
て、事はカサンドラ症候群も
ハゲと離婚すれば治る
ハゲとババアが死ねば治る
と云う答えが導き出せます。
……( ̄▽ ̄;)
いや、でも
本当に良い病院があれば行ってみたいって気持ちはあります。
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